摂食障害に立ち向かう心構え





生きていることが重荷になってきたからといって、
死を願うのは卑怯である。


この重荷から逃れる唯一の方法は、
自分の使命を成し遂げることである。

(エマーソン)



《現実の問題を痩せる事ですりかえない。
 食べ物に振り回されない自分になっていくこと。
 食べ物なしでも自分を保てる自分になる事。
 これらが唯一にして最大の使命》









完全を求めることは、
人間の心を悩ませる、この世で最悪の病である。
(エマーソン)






《完ぺき主義を諦める。人生には灰色の部分があって、
ハッキリしない事でバランスを保っているのだと納得する。
 また、自分に与えられた器をコントロールしようとしない。
 非現実的な理想を追い続けることを諦める。
 そして痩せてる以外に心の拠り所を見つける。》











自分で何とかするしかないと悟った時から、
人の成長は始まる。(
エマーソン)


天は自ら行動しない者に救いの手を差し伸べない
シェイクスピア




《自分の病気は自分が治す。医者とか薬はあくまで補助。
 自分に責任を持てるのは自分だけ。》
 時間が解決してくれる…
 自然の流れで…
 妄想的な期待は裏切られるってのは長期化している本人が
 一番痛感してますよね?
 主体性を持って与えられた課題に取り組むしかないのだ。》









・過去と未来は最高のものに見える。現在の事柄は最高に悪く見える。(シェイクスピア





《今が最悪につらく思えるのは当たり前なんだって思えると
 少しは楽になれるのかも。
 今現在、ここで感じる痛みが一番痛いに決まっている
 それにもしかしたら、
 誰かの苦しみを和らげる事が出来るかもしれない。
 自分が苦しむのは誰かを助けているかもしれない。
 ツラさに向かいつつも、受ける痛みを軽減するための思考の転換は必要 なのかも。
 あとは信じるしかない。「乗り越えれば、最悪は最高になる。」という 事を…》













☆☆




















「頑張らなくていいからね」
っていうのは充電期間には有効だ。



カラッポなエネルギーで走り続けて
ボロボロになったなら、休養して
エネルギーを溜める場所を自分の中で作ることから始めないといけない。








しかしながら、人生は自分の力で生きていくしかない。
いつかは自分で自分を背負って生きなければならない。


痩せの万能感を捨て、
嘔吐の代わりの感情の消化方法を身に付け、
たとえブクブクに太った醜い姿になろうとも
全てを自分なんだと受け容れて、
そんな自分を背負って生きなければならない。





誰も治してくれないし、誰も他人の人生になんか責任持てない。
だから、充電期間は必要だし傷を癒す期間は必要だとしても
最後には人生は自分で頑張らないといけない。



摂食障害だって新型うつ病だって糖尿病だって一緒。
自分で頑張って、やれることをやっていくしかない。


いつまでも病気の自分から逃げて
治療の厳しさを避けていても何も改善しないし未来が失われていくばかり。



何をしない人の目の前を通り過ぎたのは
過去ではなく未来なのだ。




「病気は、人生は結局は自分が頑張るしかない。誰も助けてくれない」って心から悟り自分の責任で生きていこうとした時に初めて、医者とか薬とか友達が救いに感じられるのだ。




だから、準備が整ったら、自分で自分を生きる。
こうやって生きていくしかないんだと思う。