長風呂
汗をかいて少しでも痩せようとしていた。
フラフラになりながら。
吐くので精一杯な身体で
限界だぁって完全に分かっていて、
歩くのがギリギリくらいなのに痩せようとしていた。
意識があるかないか位のところで
湯船で暑さに耐えていた。
汗をかくと、
汗という水分だけじゃなくて、
代謝的な働きで脂肪も落ちるんじゃないかって思ってた
…
すごい執念だと思った。
命よりも痩せたいという思いが勝っているんだから。
で、湯船から立ち上がるときに立ちくらみがするんだけどね、
立ちくらみってつらいし回避したいんだけど、
強い立ちくらみって、ちょっと気持ちよくて(笑)
意識と無意識の小さな隙間に入り込める瞬間、とでも言うか、
なんだか気持ちがいいフワフワした感じ。
ま、それで実際に意識失ってお風呂の角に頭ぶつけて
一大事になった事もありますがw
☆
結局、回復には折り合いが大切なんだと思う。
身体を動かすのに必要な分の水分を抜いてまでも
体重が減る事を選ぶのか、それともあきらめて、
動ける身体を取り戻して、多少納得いかない体重でも
現実を生きれるようになるか。
けど本当は、体重にこだわってしまうがちゃんとあるので
そこに向き合う事も必要なのかも。
体重体型で評価される事しか、自分を認めてもらえない、体重が自分のプライドをかけられる唯一の場所だって思わされてしまっている。
痩せている事で感じられる自分自身の価値を
他のもうチョット健全な領域で感じる事が出来れば、
その領域を見つけることを治療と呼ぶのかもしれない。
一気に書いたので、文章として破綻しているかもしれないw