拝啓19
食欲は人間としては普通な欲求なんですけど
なんか常に頭を支配されてて、「食べたい、吐きたい」って
執着してしまうのは、ツラいですよね。
なんたって、逃げ場が無い。
食べ物から逃れられたとしても
「食べたい欲求」は消えてくれないから
結局は食欲との戦いは終らない。
☆
カロリーにも恐怖を感じますよね。
甘い物とかお肉みたいなのは
嘔吐を前提にしないと食べれないです。
けど、過食したくなるのって
甘い物とか脂モノとか、「怖い食材」が多いんですよね。
そこがまた厄介なところで。
☆
過食嘔吐をやめなきゃってのは
自身が一番分かっていて、
分かっているけど出来ないから通院するのに
正論を説かれたら落ち込んじゃいますよね…。
「自分を大事にしなさい」って 言われても、
未来なんか想像できない!って言う気持ちも
すごく良くわかります。
今日を乗り切るだけで必死ですよね。
ただ、「意志が弱い」とか「母親として失格」みたいに
自分を責めないで欲しいなぁって思います。
摂食障害の「症状」によって操られているのであって
「人格そのもの」が悪いとか弱いとかっていうのでは無いんだと思います。
「罪悪感を感じながら過食をしているときに
罪悪感を感じている自分」
っていうのが
本当の自分なんだと思います。
なんかややこしいですが、
過食に操られながらも、「これじゃあダメだ…」って思っている健全な自分が存在している。
そのことが大事だし自分が失われていない証拠なのだと思います。
だから、
あんまり自分を責め過ぎないで下さいね☆