拝啓19



食欲は人間としては普通な欲求なんですけど
なんか常に頭を支配されてて、「食べたい、吐きたい」って
執着してしまうのは、ツラいですよね。






なんたって、逃げ場が無い。
食べ物から逃れられたとしても
「食べたい欲求」は消えてくれないから
結局は食欲との戦いは終らない。



















カロリーにも恐怖を感じますよね。



甘い物とかお肉みたいなのは
嘔吐を前提にしないと食べれないです。




けど、過食したくなるのって
甘い物とか脂モノとか、「怖い食材」が多いんですよね。





そこがまた厄介なところで。



















過食嘔吐をやめなきゃってのは
自身が一番分かっていて、
分かっているけど出来ないから通院するのに
正論を説かれたら落ち込んじゃいますよね…。









「自分を大事にしなさい」って 言われても、
未来なんか想像できない!って言う気持ちも
すごく良くわかります。







今日を乗り切るだけで必死ですよね。












ただ、「意志が弱い」とか「母親として失格」みたいに
自分を責めないで欲しいなぁって思います。










摂食障害の「症状」によって操られているのであって
「人格そのもの」が悪いとか弱いとかっていうのでは無い
んだと思います。




「罪悪感を感じながら過食をしているときに
 罪悪感を感じている自分」

















っていうのが
本当の自分なんだと思います。



なんかややこしいですが、
過食に操られながらも、「これじゃあダメだ…」って思っている健全な自分が存在している。









そのことが大事だし自分が失われていない証拠なのだと思います。



だから、
あんまり自分を責め過ぎないで下さいね☆