食事でコントロールすべきなのは量ではなく質!カロリー信仰から逃れて栄養素を細胞に与えてあげよう






□自分を破滅させる考え方→イラショナルビリーフ


イラショナルビリーフは
非現実的な考え方とい訳されるらしい。




たとえば、対人関係における過度な理想化の信念として
『自分は多くの人に愛されなければならないし、自分を大切にしてくれる人がいなければ不幸になる』という考えは
明らかに非現実的。




この”愛されるべき”みたいな現実の世界とかけはなれた思い込みが
「ほどほどに愛して付き合っていける人がいればいい」という考え方に変われば人生は、
楽になるはずだ。


70を手にしているのに100を求めていたら満たされない。


50を手にしていて期待が40ならば、十分に満たされる。









この考え方を摂食障害に応用すると、
どうも、現実的でない考え方が回復を妨げているように思える。








■食べると太る、太ると価値が無くなる→イラショナルビリーフ



食べ物や体重に関しても
この、イラショナルビリーフが障壁となっていると考えることができる。





太ることはダメ。
食べることは太らせるからダメ。


アルコールや薬物は人生から切り離しても生きていけるが
食べ物は、生きていこうとしたら切り離せない存在。


助けてもらわないと生きていけない。


それなのに、食べ物=不快にさせるものというビリーフ(考え方)に固執していれば
生きることそのもの、QOLが向上されるわけが無い。








満腹は幸せな状態であるはずなのに
苦しくなってはける準備が整った=満腹、という感覚では
「食事=自分を不幸にするもの」でしかなくなってしまう。









■満腹=不快→生きる楽しみが減る





満腹が吐けるまでになっている。
それを満腹という捉え方をしているのは不幸で悲しい。




不幸になるとわかっていて食事をしていると言うのは
なんとも悲しい。


だとすると、
正しい人間の姿に戻るには二つの道しかなくて、
食べ過ぎないで頭の命令に従える自分になるか
満腹は自分を苦しめる状態ではないと言う考え方・感じ方を
取り戻す。



ただ、取り戻すって言うのも結局は
頭から生き方の覇権を取り戻す作業であって
コントロール願望との折り合いをつける戦いでもあるわけだけど











□食べない=痩せる→イラショナルビリーフ





もう一つの人生を苦しくするビリーフ、
イラショナルビリーフは
食べなければ無限に痩せていく。という考え方、そして、
食べたら無限に膨れていくという幻想。








ダイエットを自己流に解釈して
食べない=痩せる






食べないとどこまでも痩せられる

という考え方は裏を返すと


食べるとどこまでも太る

ってていう人間としての機能に鞭だとばれることがおきてくる。




偏った食事や間違ったダイエットで脂質が不足すると、
細胞レベルから元気がなくなるといえます。






食べる量じゃなくて
脳(心)と身体を満たせる食べ物(質)を目指すべき。



それと同時に
カロリーばかり気にして栄養素を無視する、




まあ学校教育はおろか保健士とか栄養士であっても
食事はカロリーを重要視しているところがあtって
メタボをふせぐにはかろりーを減らすことが大切だとしている。


外食のメニューで表示されているのがカロリーっていうのは
いかにカロリー信仰が進んでいるかがわかる。




カロリーもいいけど、
身体が代謝代謝してくれる細胞が健全に働くための栄養素を重視することが大切なのでは。





脂肪を燃やしてくれるのは運動ではなく
運動をしたことによって活性化された細胞。

ただ、その細胞が燃える準備が整っていない、
つまり栄養不足だった場合、
運動は疲れるだけで終わってしまい、脂肪と糖(グルコース)の消失に一役買ってくれなくなる。









タンパク質は生命活動に必須なのもであって、
もしも体内で足りない場合には
自分のタンパク質(筋肉!)を材料にして生きている。




つまり、どれだけ運動して筋肉をつけて脂肪を燃やしやすい身体を手に入れようとしても
タンパク質という筋肉の素が枯渇していると、筋力アップどころか
筋肉が削られていくのだ!!





体重を減らしたいと思っている摂食障害者にとっては
うれしいことなのかもしれないが
脂肪を燃やして持続的に痩せていくためには
筋肉がないって不利な条件でしかない。



今を痩せられれば
それで良いって言う思いを持っているのが摂食障害者なんだけど、
(健康的に)痩せ続けたいと思うのならやっぱり
筋肉とか細胞の原動力であるタンパク質を摂取しなければならないと言う事だ。








■悔恨!!


炭水化物がエネルギーの素だと信じてトレーニングをしていた日々を返してくれ!
筋トレが筋肉を作り出すんじゃなくて、筋トレによって強化された細胞が
筋肉を生み出すのであって、細胞が筋肉を作り出す環境を整えてあげていなかったらウエイトもランニングもただの疲労で終わってしまうってなんて徒労感。


努力すること、我慢することばかりに気をとられていて、
何を努力するか?という視点が欠けていると
効果の薄い徒労感だけを味わって無力感しか残らなくなる。



同じように、カロリーという外枠への対処しか知らなくて
細胞の働きを助けるアプローチを怠ってしまうと
これまた、つらいだけのダイエットで得られたのは忍耐力と、反動の過食。リバウンドだけになってしまう



客観的にただしいい中身を検討する力が必要なのかなと。