勝ちと価値


お腹いっぱいなのに
心が満たされない、空洞感を感じるのが嫌。
満腹でも満たされない自分を感じてしまうのは
あまりにもショックな現実。





たとえ生理的には吐かなくても
大丈夫かなって思っても
満腹なのに満たされない自分に出会いたくない。

心の空洞がバレる。


食べれない事が心の飢餓感に繋がっていると
思い込むことで自分を正当化して心に焦点を当てずに着たのに、
満腹を感じてしまって、それでも満たされない自分がいるとしたら…



僕はどうすればいいのか分からない。








高校生が頑張っている。
高校生勝つ最後のクリスマスを控えても、なお必死に受験勉強で
朝から図書館に通っている。


負けてられないって思う。




けど、そこで思ったのは
僕が勝つべき対象は何なのだろう?、ということ。



何を倒せば勝利なのか
どこへ辿り着ければ成功なのか。


さっぱり分からなくなった。


朝、起きる理由が、ないんですよね。
時間をつぶして過食嘔吐の時間を減らす事が目標なんだけど、
そんなネガティブな要素ばかりで生きていても全く面白くない。



生きることは山を登ることなんだけど
今はただ、雨風をしのいで好転を待っているだけ。
ずっと待っている。もう何年も、ここから動いて居ない。


目的に向かって動けて居ないから不安が増幅する。




僕の勝ちはどこにあるのか?
僕の価値はどこにあるのか…



朝を待つカラスになればいいって分かっている。


あきらめて太って、脳が正常化するのを待ち儲けるしかないってわかってる。


だけど、待つ時間を支えてくれる存在は心にも現実にも存在しない。
そんな人間はどうやって待つという時間をやりすごせばいいのだろう。


いつまで人生の”予備期間”を過ごしているのだろう。
充電期間とはどうしても思えない。




本当は正解のない問いなんだって分かっている
本当は何も考えずに「ただ今を過ごす」ことが大切なんだって思ってる。


だけど、理屈じゃないんだ。



不安で不安で仕方ない。今を必死に生きようとしても何もできない。
かといって未来を明るくも思えないし、未来を生きようとする活力も沸いてこない。
支えてくれる人も居ない。目指すべき大きな未来も描けない。




そして、こんな風に答えのない負のループの中にいるとセロトニンが減少してストレスが溜まっていく。


そうすると、
過食が始まって、さらに正常化させるタイミングを逃す。




不安という袋小路に深く深くはまってしまって、
どうすることもできません。