オナニープレイとしての痩せ願望


理想論としての解決法を机上の空論として綴っておく。








■過剰な痩せ願望=自分の小さな世界でオナニーをしている



①世界を知らない






摂食障害社会不安障害など、
自分がどう見られているか?に縛られている人は
「自分のことばかり考えている」

現在の人間関係が充実していない。
他人の価値観を自分に取り入れる機会が少ないから
社会の広い価値観を知らない。


おまけに、痩せている=素晴らしいという価値観を自分は持っている。
その自分を評価するのが自分しか居ないから痩せる事が何よりも素晴らしい、
痩せて居ないと自分はダメだって
勝手に自分の世界でオナニー的な妄想を繰り広げている。











②身体の仕組みを知らない




「疲れたのか過食とまらん、許せない 」という発言について。







疲れると過食する。当然だ。


疲れを癒すために、
身体がエネルギーを回復させる為に食べ物からパワーをもらおうとしている。


それをコントロールしようとしている。
頭(痩せたい思い)で身体(食欲)を抑えこんでいる。

足りないものを補充するという体の本能を無視して
身体ではなく頭で抑えようとしている、
いわば身体への虐待。

虐待を受けている間に枯渇した
エネルギーを補おうとする(過食行動)を
さらにコントロールしたり、ダメなこととして
罪悪感を感じたり、嘔吐して太る事(エネルギー)排除する。


そうすると、足りないから、また補充としての過食が起こる。
いたちごっこが始まる。


このいたちごっこ摂食障害を生む。


頭と身体の、勝者なきいたちごっこ
摂食障害なのだ。




脳が異常を起す。
忌み嫌っている過食衝動は
身体を虐待すればするほどに襲ってくる。


だとしたら、どうすればいいか。


身体を解放してあげるしかない。



食欲が人間の本能だとしたら
いつか意志は降参しなければならない。







□処方箋









「どうしたらいいんだろう…
 痩せたいし、食べたい」





「体ボロボロ。
 止めたい。
 止められない。
 過食嘔吐に振り回される日々...」





について。




止めるにはどうするのか?
悲しいけど身体を満たしてあげるしかない。


痩せたい願望、理想を捨てて、
人間の意思の限界を受け容れるしかない。
そして、現実を生きる人間として生きるしかない。


食べ過ぎる事は身体と心がエネルギー不足を感じていれば
誰にでも起こる。


ただ、そこまでの過食が長く続くものではない。




食べ過ぎる事もあるのは当たり前なんだって知ること。



痩せる以外にも
人間が人間を評価する要素があるんだということを知る。



痩せれば全てOKという自己満足的オナニープレイから卒業することが必要なんじゃないかと思う。