食べ物に支えられているのに拒絶するとは何事だ!


■食べ物は恩人

・不安を感じると過食


・寂しさを感じると過食


・ストレスやプレッシャーに耐えられなくて過食


・暇になると過食


・何かしていないと落ち着かなくて過食








これらが何を示しているかって言うと
”心の空洞を一人で抱えきれない”ってことなのだと思う






心が満たされないと過食するするし、
自分に直面してしまうと嫌なことばかりが浮かんできてしまう。







そんなときに食べ物は助けてくれる



拒否もしないし文句も言わない。
そっと寄り添ってくれる。





嫌な気持ちを忘れさせてくれるどころか
元気を与えてくれる
(食べた事に嫌悪感を抱いた入り嘔吐したりしちゃう場合には必ずしもそうとも言えないが)




食べる事は気持ちがいい。
不安を紛らわせる。




食べ物は安定剤。









■食べ物、食欲との向き合い方



今までは寂しさとか怒りとかという感情は食べ物で埋めてきたけれど
これからは心で処理できるようにならないといけない気がする。





食べ物が何か、満たされない思いの代償だとするなら
本当に自分が満たされるものを探していかなければならない。






そして、もう一つ重要な事は
「心のバランスを食べ物に支えてもらっている自分」を否定しないことが
大切なんだと思う。




自分で自分のバランスがとれないから
食べ物に支えてもらっている。
サポートしてもらっている。



そのサポーターを悪者にして排除しようとする姿勢っていうのはちょっと虫が良すぎる気がする。



良薬口に苦し。
過食があるからこそなんとか生きている摂食障害者もたくさんいるだろう。
それだけ強烈な助けになる薬に支えてもらっているだから
多少の苦さ(体重増加)は受け容れていくべきなのだと思う。






もしかしたら、「食べ物さえなけければ…」って食べ物と食欲のせいにしちゃっている場面が
あるかもしれない。


しかしながらそれはあまりに傲慢というものだ。
間違いなく、支えてもらっている存在に感謝はすれど
怒りや不満を持ってしまっている。



敵だと思っているものが実は自分を一番支えてくれているのだという
認識を持って、サポートされている自分を受けいてれてしまえばいい。



自分を支えられない弱さを持ってしまったのだから
仕方が無い。食べ物というサポーターはありがたいものだ。



全部吸収してくれるんだから。
その存在を拒否し、頼っている自分を否定しない事が大切なんだと思う。