あきらめて下さい。お願いします。
何を小さな世界で怖がっているんだろうって思った。
自分の世界の中で理想的な自分を追い求めてめるという
マスターベーション的な行為を続ける日々を
いったい、いつまで続けるつもりなのだろう。
☆
あなたが太ろうが醜くなろうが誰も文句言わないよ。外見で判断されるような職種についているわけでも痩せなきゃ罰金とかっていうサンプルとしてお金をもらっているわけじゃない。
ってか人に会わないじゃん。
せいぜい過食材料購入の為に行くスーパーのチェッカーさんくらいしか
自分を自分という個人として(よく来る人だな程度の)意識しているような人には会わないよね。
それなのに、太る事への恐怖。
いったい、誰の目を気にしているの?
誰からの評価を恐れているのだろう…
それはつまり自分の中に居る他者、妄想の中の他人からの
評価を怖がっているに過ぎないのだと思う。自分の中で作った他人からの視線、つまり自分自身の中にある理想を捨てきれなてない。
究極のマスターげーションを繰り返しているなんだ。
☆
誰からも評価されないのに
誰かから評価されることを恐れて
自分が作った他者の評価で全てを決める
自分は全てを出来る。
痩せていれば全てが上手くいくっていう万能感を捨てきれない。
現実は万能的なわけが無い。
思い通りにならないに決まっているし
痩せている、という形だけでは
何も評価されない。
これはつまり、現実世界に生存していながら
全く現実を生きていないってこと。
現実なんか醜いに決まってるんだから。
醜さを甘受して生きていくのが人間の人生のはずなのに
それを受け容れられない…
なんて
未熟で視野の狭い人間なんだろう。
☆
現実を生きてください。
つまり自分で自分の理想を追いかけることに諦めが付いていない。
折り合いが付いていない。
もう、いい加減に諦めてください
現実を生きれないなら
自分を棄ててください
☆
きっと、頑張りなさい!立派になりなさい!!って
言う向上心と言うか、自分をコントロールしたくて
しかたない人がなる病気なんだろうなって思った。
ありもしない現実だと分かっていても、
それでもあきらめられない。
やることはタダ一つ。
諦めること。諦めて、どうしようもない無意味で無価値な自分を
生きる。それだけだ。