「気持ち」にフォーカスされていない…





親に摂食障害の本を見てって言った事があった。
だけど、「それ、立ち読みで何回か読んだ」と言われ、
結局、ページが開かれることはなかった。











漫画で摂食障害の様子が描かれていて
難しい言葉も少なかったから、
これならラクに読んでもらえるかなって思った。
理解してもらえるかなって思った。















何も分かっていない、
何も伝わっていないんだなって、
そこでハッキリと境界線が引かれた気がした。









そこで大切なのは
既に読んだから知識は持っているよ」という事実ではなく
「読んでいる姿を、こちらに見せる」こと。
それと、「読んで欲しいと思っている、こちらの気持ちに応える」という
感情に焦点を当てる
ことなのではなかっただろうか。




























思えば、かなり最初の頃から
「大人のルール」とか「理論的」な育てられ方だったような気がする。










正しいことが正しくて、
間違っていることは間違っている。

そりゃ、大人になって
正しさが身についてなかったら生きていけないのは間違いない。




ただ、せめて、子どもの時くらいは
「間違えたり失敗したり、弱さを曝け出しても
 良いんだよぉっ」
ていう安心感を与えて欲しかった。




感情を汲み取ってもらうという
安心感を味わってみたかった。





この安心感の欠如が結局、
基本的信頼感の未形成につながり、
対人関係の未熟さに繋がっていってしまったのではないかって
どうしても思ってしまう…。


















これも、
自分から逃げて他責の責任転嫁をしているだけなのだろうか…。