胃腸へのダメージ軽減としての嘔吐

巻くだけダイエットって、ちょっと前に流行った。
あれと同じようなことを実は実践していた。


それは高校生のとき。

(過食じゃなくて食べすぎ、食が止まらない程度に思っていた時)に、膨れたお腹がいやで、ベルトをきつく巻いていた。




ズボンに通したベルトじゃなくて
ベルトをお腹そのものに巻いて、引っ込まそうとしていた(笑)

きつく締めて、痩せようとしていたし
痩せようよしている自分に満足しようとしていた。







効果は謎だけど、気分だけは、なんか痩せてるかもって思えてた。





おなかにチョット力が入ったところでベルトを感じるから
”締め付けられてる感”を感じれて
なんだかダイエットになった気分がした。



今思え恥ずかしすぎて、全く効果のない事だって分かるけど
当時は必死だったんだよね。





姿勢が良くなれば代謝が上がるとか、
お通じが良くなるとか。




おなかが膨れるのがイヤだから食事をしないで済むようにベルトを巻いたり、通販の1万円くらいで腹筋を鍛えるヤツ(アブトロニック??)買ったり、消化器系をキレイにするドリンクみたいなのも買った。




そう思うと、体重はもちろんだけど
慢性的な腹痛とか便秘、消化器系に悩みを抱えていた事が
嘔吐をして胃腸を空にしておきたいって言う伏線
になっていたのかもしれない。




自律神経とか過敏性腸症候群(IBS)も恐らく持っているだろうから
それらを軽減させる自己治療の意味でも
嘔吐という行為に救われ
てきたのかもしれない。




ここに、食べたい < 吐きたい、という思いが強いという
僕の摂食障害を呼び込んだ原点があるのかもしれない。



もしかしたら、



消化器の働きが弱い→消化が良くない→太る→太りたくない→
嘔吐(消化が遅くてチクチクする痛みも太る事の恐怖も解消)



という順序が根底にあって摂食障害を呼び込んだ人も少なくは無いのかもしれない。






生きていく中で意味のない事は起こらないとしたら、摂食障害
「自分にとって、何の意味があるのか?何をもたらしてくれているのか??」という事を考えていくと、ちょっと近づけるのではないかと思った。