限界を超えれるからこそ



走り続けていると休憩の仕方が分からなくなる。
そして、止まってしまったら、
動き出すのに結構な時間が掛かりそうで周りに遅れを取りそうで
イヤだ。だから、休むべきだってなんとなく思っていても、
自分を止めることが出来ない。










休憩を必要とせず駆け抜けていく人がいるから、
自分も止まらずにいけるかと思ったらそうじゃない場合もある





















限界を超えていける強さを持っているからこそ、
自分の疲れを遮断させることが出来る。
強い人ほど、病んでしまう可能性が高いのだ。




一見、何の問題も無いように見えるし
努力することを楽しんでいるようにも見える。
ただ、限界を超えようとして限界にやられてしまう人達もたくさんいる。







自分にブレーキが聞かなくなったことにうすうす気づきつつも、
絶対に止まろうとしない。
止まったら、再起に時間がかかるって分かっているから。







自分がばらばらになっていることに気づきながらも、
止まる事が出来ない。


過食嘔吐というドーピングをして倒れるまで走り続ける。







限界を超えていける強さ、あるいは自分をコントロールできない弱さを持っていると
ダイエットにはじまり
自分を失ってまで、自尊心を守れそうな勉強とか仕事を継続させようとする。








そして、堕ちてしまったら
ゼロの自分を受け容れるという何もないところから始める自分を
受け容れていくという、作業から始めなければ成らない。


種を植える前に畑をならすことから始めないといけない。



そもそもならすしていくまでがとても長い。



なぜなら、止まる前の必死だった自分を
一旦捨てないといけない。キャリアを捨てて再スタートすることなど
簡単にはできないのだ。








何もない、過去を無駄にした自分を受け容れることから始める、
きっとそのことがわかっているから、止まれないのだと思う。